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自分の好きな曲ばかりを集めた、オリジナルの音楽CDをパソコンでつくることができます。
好きな歌手の歌の中からお気に入りの曲ばかりを集めたり、カセットテープなどから取り込んだ昔懐かしい曲で、自分だけのオリジナルアルバムをカスタムメードするのも楽しいものです。
ここでは、ウィンドウズメディアプレーヤーを使って、パソコンに保存した音楽データをCD-Rに書き込んで、オリジナルのCDをつくってみましょう。
windows11になってからは、「Windows Media Player」は「Windows Media Player Legacy」とアプリ名が変更され、スタートメニューのすべてのアプリの一覧の中から、「Windows
Media Player」が無くなり、すべてのアプリの一覧にある「Windows ツール」から起動することになりました。
その前に、CDについて少し勉強しておきましょう。
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CDについて |
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1.CD-R/RWの違いは?
CD-Rは一度書き込んだら書き換えはできません(追加はできます)。これに対して、CD-RW は約1000回の書き換えができます。ただし、オーディオCDプレーヤーの中にはCD-RWに対応していない機種があり、CD-RWが再生できない場合もあるので、音楽CDを作成するなら、CD-Rを使った方がよいでしょう。
2.データCDと音楽CDの違いは?
音楽用CD(CD-DA)はデータの記録方式が異なり、音楽用フォーマットで連続再生に適しているといわれていますが、材質はデータCDとまったく同じです。データCDを「音楽用」としても使えますし、音楽CDを「データ用」として使うこともできます。
また、音楽用CD-Rの価格には、著作権者への補償金が含まれていて、その分価格が高くなっています。
3.容量の違いは?
CDの容量は650MBと700MBの二種類があって、音楽の時間に換算すると
650MB=音楽約74分
700MB=音楽約80分
となります。 |
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音楽CDをつくる |
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1.[書き込みオプション] で [オーディオ CD]にする。
まず、ウィンドウズメディアプレーヤーを起動して、[書き込み] タブをクリックし、書き込みオプションの▼をクリックして [オーディオ CD] をクリックします。
2.空の CD-R を CD 書き込みドライブに挿入します。
3.「書き込みリスト」に書き込む曲の一覧を作る
@ライブラリの[音楽]をクリックするとライブラリーにある全部の曲が表示されます。
A書き込みたい曲を[書き込みリスト]へドラッグします。
書き込みたい曲が「ミュージック」などの別の場所にある場合は、そのフォルダを開いて、そこから[書き込みリスト]へドラッグすることもできます。
BCD-Rの残り時間がその都度表示されるので、1枚のCDの範囲に収まるように考えて曲を選ぶようにしてください。(曲と曲の間に 2 秒の間隔が挿入されるため、曲が収まらないこともあるので注意)
4.CD-Rに書き込む
C書き込みリストが完成したら[書き込みの開始]をクリックします。
書き込みが始まります。書き込み中は他の作業をしないで待ちましょう。終了すると、CD-Rが出てきます。
これで、オリジナルCDの完成です。
○● ヒント ●○ |
●書き込みリストに以前のリストなどが残っている場合は、[書き込みの開始]の隣にある[リストの消去] をクリックすると消えます。
●書き込みリストの曲の順番を替えるには・・・書き込みリスト内のファイルを上下にドラッグすると、CDに表示される曲の順序を変更できます。
●一度選んだ曲を削除するには・・・削除する曲を右クリックして、[リストから削除] をクリックします。書き込みリストからファイルを削除しても、該当するファイルがライブラリから削除されることはありません。
●ライブラリ以外のコンピュータ上の曲を追加するには・・・ファイルのある場所を開いて、書き込みリストの領域にファイルをドラッグします。
●複数のCDを作成するには・・・書き込みリストに一枚分以上の曲を入れると、[次のディスク]という表示が出て残り時間も[最後のディスクの残りは・・・]となります。複数分のリストを作り最初のCDの書き込みが完了したら、空のCDを挿入して、[書き込みの開始]
をクリックします。すべてのCDの書き込みを完了するまで、この手順を繰り返します。 |
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