シニアのパソコン

ライフを楽しみましょう！

＞

旅のしおりの作り方

[文字サイズ]

大きく ⇔ 普通

	旅のしおりの作り方

社員旅行やグループでの旅行では、旅行に必要な情報をまとめた「旅のしおり」があると便利です。
ここでは、ＷＯＲＤで作るオリジナルな「旅のしおり」の作り方を紹介します。
作った原稿を冊子にする際に便利なのが、“ホッチキスやのりを使わない”製本テクニック。
1枚の紙に切れ目を入れながら折るだけで、手の平サイズの8ページの冊子が簡単に出来上がります。
しおりの内容が8ページに満たない場合は、余ったページを歌詞カードとして使うなど、いろいろアイデアを出して楽しく作りましょう。

ここで紹介する方法とは別に
両面印刷を使った簡単な「旅のしおり」の作り方はこちらにあります⇒　旅のしおりの作り方２


	用紙の設定

	１．ページ設定
		まずＷＯＲＤを起動して「ページレイアウト」→「ページ設定」をクリックします。 ①「ページ設定」ダイアログボックスを開きます。 ②「余白」タブをクリック余白「上」「下」「右」「左」を０ｍｍにします。 ③印刷の向きの「横」をクリックします。 ④「用紙」タブの用紙サイズ⑤の▼をクリック「A４」をクリックします ⑥「OK」をクリックします。「A４」の用紙が設定されました。
	２．テキストボックス挿入 ①「挿入」→②「テキストボックス」をクリックします。 ③「横書きテキストボックスの描画」をクリックします。 ④用紙の、上左角からドラックしながら用紙にテキストボックスを挿入します。
	３．テキストボックスのサイズ ①「書式」→②A4サイズの1/８の「縦105ｍｍ」「横74.2ｍｍ」の数字を入力します。 ③「縦105ｍｍ」「横74.2ｍｍ」のサイズのテキストボックスが出来ました。 ④テキストボックスをコピーして、残りの7つのテキストボックスを貼り付け、位置を揃えます。　しおりの８つのページが出来ました。

	しおり各ページの作成

	１．内容の入力８つのテキストボックスが、下図のような配置で表紙や各ページになるので、それぞれの内容を入力します。各ページの、内容はお好みでオリジナルなものを作って下さい。ここでは、旅のしおり「熊野古道と高野山（紀伊半島・谷瀬の吊り橋）」を作ってみました。
	２．テキストボックスの反転用紙を横半分に折ると、３～６ページの上下が逆になるので、入力したテキストボックスを上下反転させます。 ①３～６ページのテキストボックスを選択します。 ②「書式」タブをクリックして→　③反転▼をクリック→　④上下反転クリックします。
	３～６ページのテキストボックスが上下反転して、各ページが出来上りました。
	３．テキストボックスの枠線削除テキストボックスの枠線は必要ないので削除します。 ①「ctrl」を押しながら全テキストボックスを選択します。 ②「書式」→③「図形の枠線」の▼をクリック→④「線なし」をクリックします。これで、旅のしおり全ページの完成です。

	印刷する時の留意点

	用紙サイズは「A４」で作成しているので、しおりに折ると小さく感じる場合は「A３」に拡大印刷してください。また、一般家庭用プリンターでは「A３」用紙の印刷が出来ないので、Ａ４で印刷したものをコンビニなどで「拡大コピー」するとよいでしょう。

	しおりの折り方

	しおりの折り方は、実際にやってみると意外と簡単に出来ます。完成品は、手のひらサイズでポケットにも入り携帯に便利です。まずは論より証拠ということで、下の手順に従ってぜひチャレンジしてみてください。
	①用紙の真ん中から二ツに折ります。	②さらに真ん中から二つに折ります。
	③真ん中から二ツに折ります。　　１/８の形になります。	④ハサミで点線の所まで切り込みを入れます。
	⑤全ページに開いて谷折の線に沿って谷折りにします　切り込みを上に立てるようにします。

	※折り方を立体図で説明
		①切り込みを入れた部分を、上にして右と左を寄せて上から見て十字になるようにします。
		②十字の形になります。
		③表紙が上になるように二ツに折ります。
		④しおりが完成しました。